栃木県は、世界遺産の日光などの観光スポットだけでなく、滝や湖といった自然にも恵まれています。ここでは、栃木県にドライブで行ってみたいコースを2つご紹介します。1つ目の夜までドライブを楽しむコースは足利市、2つ目の一人旅にはいろは坂を通過するコースに的を絞ってみました。
「ココ・ファーム・ワイナリー」は全部で5つの畑を所有し、日本の葡萄品種や世界の葡萄品種を栽培、ワイン造りを行っています。ワイナリー見学コースが用意されているので、ワイン造りに興味のある方はぜひ参加してみましょう(開始時刻10:30・13:00・15:00の1日3回、定員20名)。
テラスのあるおしゃれなカフェで、葡萄畑を見渡しながらのランチ。ココ・ファームまたは地元で採れた旬の農産物を使った食事を堪能することができます。メニューにはワインに合う料理が揃っています。ワインを注文することができないドライバーには、代わりにココ・ファームならではのおいしいブドウジュースをおすすめします。
次のコースの出発前にはショップに立ち寄り、おうちでまったりデートを楽しむときのために、ワインとおつまみを買って帰るのもいいですね。
縁結びの神社として知られることから、良縁を求める人やカップルが多く訪れる「足利織姫神社」。本殿へは220段ある階段を上っていきます。「恋人の聖地」に認定されているこの神社には「愛の鐘」が設置されているので、訪れた記念に二人で鳴らしてみましょう。
織姫山の中腹にあるため、境内からは渡良瀬川を含む足利市内を一望できますが、夕暮れ時から夜の間は日中とは違うロマンティックな空間へと変身します。「日本夜景遺産」にも認定されており、17時から24時の間に訪れるとライトアップした神社と夜景が同時に楽しめるのも、カップルに人気がある理由の一つです。
織姫山には足利織姫神社を起点に、機神山古墳や展望台といった観光スポットを含むハイキングコースが整備されていますので、体力に自信がある方は歩いてみてはいかがでしょうか。
年間を通して季節の花を楽しむことができる「あしかがフラワーパーク」ですが、冬季に開催されるイルミネーション「光の花の庭」も見逃せません! 15:30から21:00までの夜の部を狙って行きましょう。
冬のデートに欠かせないイルミネーションですが、日本三大イルミネーションにも認定されている「光の花の庭」は、園内全体に約400万球が使用されるという東日本最大級の規模を誇ります。電飾で花をイメージするだけでなく、期間中3度テーマを変え、それぞれ違った季節感を表すという工夫を凝らしたもの。どこを見ても写真に収めたいスポットばかりで、幻想的な風景に見とれていると、時間が過ぎるのも忘れてしまいそうです。
お腹が空いたら、園内に数か所あるレストランへ。館内からイルミネーションを眺めながら、ゆっくりとお食事をお楽しみください。
日光を代表する絶景ポイント「明智平展望台」へは、「日本の道百選」の1つである第二いろは坂を上って到着します。カーブに看板があるのが特徴で、ドライブ中これらを見るのが、このルートを走る楽しみとなっています。
「明智平」へ到着したら、駐車場にあるレストハウスで、日光名物を頬張りながら、つかの間の休憩を楽しみましょう。ここからの眺めも十分美しいのですが、ロープウェイに乗って展望台へ移動するとさらなる絶景が待っています。
標高は1.373メートル、日光の観光ポイントである中禅寺湖・華厳の滝・男体山が一度に見られるのは、この明智平展望台のみ! 近くで見るのとはまた違った壮大なパノラマが広がっています。時間がなくて、それぞれを訪れることができない方にもおすすめの場所です。
下りの第一いろは坂でも、引き続き看板に注目しましょう。
自然を満喫した後は、料理と温泉で心と体を癒しませんか?
中禅寺湖を通り過ぎ奥日光へ向かうと、湯ノ湖のほとりに佇むのはリゾート感たっぷりの宿泊施設「休暇村日光湯元」。日光湯元スキー場のそばにあるため、冬季には多くのスキー客が訪れます。ここで利用したいのが、こちらで昼食をとると温泉利用料金が割引になる日帰り温泉プラン(温泉のみの利用も可。利用時間が限られているのでご注意ください)。大きな窓がある広々としたレストランで、日光名物である湯葉や豆乳をたっぷり使った料理がいただけます。
開湯は奈良時代と古い歴史を持つ湯元温泉は、時間が経つと白く濁るのが特徴。光や触れる空気によって、緑色に見えることもあるのだそうです。男湯・女湯ともに内湯と露天風呂の両方がありますので、ゆっくりとお湯に浸かれば、長い運転の疲れも吹っ飛んでしまうでしょう。
栃木県へのドライブコースの参考となりましたでしょうか? 冬季はタイヤチェーンを装着するなど、雪道を走る準備をしておくと安心です。一人旅のコースはもちろん、デートに利用することも可能なドライブコースを厳選。お一人様もカップルの方も、冬のドライブを思いっきり楽しみましょう。
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