金時山は、金太郎伝説が眠る箱根エリアで人気の山。初心者にも登りやすい山であると同時に、都内から2時間ほどで登山口へ到着できるアクセスの良さも魅力です。
今回は、そんな金時山の3つの魅力をご紹介します!
「まさかり担いだ金太郎♪」で馴染み深い、金太郎こと坂田金時。
彼の故郷が金時山を含むこの一帯であることから、その名がついたとされています。
麓にある金時神社や山頂のお茶屋にあるグッズを始め、道中には金太郎にちなんだ史跡や名物が数多く存在します。山頂には大きなまさかりが置いてあるので、ぜひ担いで写真を撮ってみてください。
金時山が「天下の秀峰」と言われる理由の一つが、山頂からの眺望でしょう。
富士山の裾から裾までを、何の遮蔽物もなく一望できるその景色は「素晴らしい」の一言です。富士山を見られる山は世にたくさんありますが、近すぎず遠すぎずの絶妙な塩梅であることが特筆すべき点です。
また、富士山の反対側に見える芦ノ湖方面の景色も美しいのでとてもおすすめです。
山頂には金時茶屋と金太郎茶屋の2つのお茶屋さんがあります。
おすすめは金時茶屋のなめこ汁。見たことがないくらい大きいなめこがたくさん入ったお味噌汁でお腹が満たされます。
他にもうどんやカレーなど様々なメニューがあるので、「食」に関して困ることはないです。もちろんクレジットカードなどは使えないので、現金を用意してくださいね。
金時山にはいくつかのルートが存在しますが、気軽に良い景色を楽しむなら断然「矢倉沢ルート」です。開けている箇所が多く、明神ヶ岳に続く稜線や芦ノ湖を眺めながら登ることができ、勾配もとても緩やか。子どもからお年寄りまで登りやすいコースになっています。
近くに金時神社の登山口から登るコースもあるのですが、そちらは樹林帯を進むことになるので、山頂に近づかなければ眺望を楽しむことができません。ただ、帰りのルートはそちらを選択して、行きと雰囲気を変えてみるというのも一興です。
往復4〜5時間を見ておけばゆっくり登っても大丈夫でしょう。
ただ、山は暗くなるのが早いので15時までには下山をするようにしましょうね。
「YAMAP」は、電波の届かない山の中でもスマートフォンのGPSで自分の現在地と登山ルートが確認できる無料の人気No.1登山アプリ。登山の記録(軌跡、写真、歩行距離、獲得標高、通ったポイントなどを)を、FacebookやTwitterなどと連携して投稿することもできます!
今回参考にした活動日記:https://yamap.co.jp/activity/1612437 (崖っぷちのポニョさん)
金時山の地図(YAMAP):https://yamap.co.jp/map/5574
ここは箱根。下山後の温泉は外せません。金時山付近にもいくつもの温泉があり、中には富士山を一望できる絶好のロケーションも存在します。近くには星の王子さまミュージアムやガラスの森美術館、ラリック美術館などもあるので、温泉でリラックスしたあとにゆったりと芸術に触れるのも良いですね。さらには、車で移動して御殿場のアウトレットでアウトドアグッズを買い足す!といったプランも立てれそうです。
東名高速御殿場ICから15分ほど。国道138号線沿いに10台ほど停められる食事処「蔵一」の駐車場があります。埋まっている場合は、金時神社の駐車場、もしくはゴルフ場の駐車場に駐車可能です。
※蔵一とゴルフ場は、駐車代500円が必要
金時神社駐車場:https://goo.gl/maps/yVG7srxBySv
ゴルフ場:https://goo.gl/maps/Lc1fhdMGrBo